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STAP細胞存在しない!ハーバード大など133回の再現実験失敗 [医療]

この世の中には最新の科学をもっても

未だに解き明かされていない

大きな2つの謎が残っています。


それらは「宇宙の誕生」と「生命の発生」

の根本の原因についてです。


宇宙については「ビッグバン」がはじまり

だと一般的には言われていますが・・・

今まで誰もそれを実験で再現した人はいません。


科学はその理論が

実際に研究・実験などにより

再現されることによって

実用化への道を歩むんですよね・・・


そして今回・・・

米国ハーバード大学グループなど

4か国、7つのチームで、

STAP細胞の再現を検証するため

ざまざまな条件や方法で実験した結果・・・


9月24日付けで・・・

計133回におよぶ再現実験において

一度もSTAP細胞を作れなかったと

英科学誌ネイチャーに報告されました。


そもそも・・・

この世間に期待と失望を与えた

STAP細胞騒動の始まりは・・・

英科学誌ネイチャー[本]

2014年1月30日号に掲載された

小保方晴子さんたちによる2編の論文でした。


その概要は・・・

『哺乳類の体細胞に外部から

刺激を与えるだけで、

未分化で多能性を有する

STAP細胞に変化する』です。


またSTAP細胞は、

すでに発見されている

ES細胞やiPS細胞よりも万能で

簡単に作れるという触れ込みだったので、


再生医療への応用に

大きなな期待が寄せられました。


再生医療とは・・・

ケガや病気によって

身体の組織が欠損した場合に

幹細胞=組織や臓器に成長する

元となる細胞を利用して

その失われた機能を

回復させる医療のことで、


英語では・・・

Regenerative medicineと呼ばれています。


例えば・・・


交通事故などで脊髄(神経)を

損傷して全身または半身不随になり

手足が動かせなくなった人々にとって、


損傷された神経を再生できる

万能な細胞が存在するとなれば

大変な朗報になります[ひらめき]


STAP細胞に関する論文は、

今回の報告より一年以上前の

2014年7月にすでに撤回されており、

撤回済みの論文に関する報告を

再びネイチャー誌に掲載させる

ことは異例だといわれています[あせあせ(飛び散る汗)]


これはSTAP細胞の存在の

可能性に対するかすかな期待に

完全にとどめを刺すという意味が

込められているように感じます[パンチ]


科学的な研究はそれ自体

ものすごい費用が掛かるので

将来の実用化への期待が

無くなった時点でその分野は

事実上、終止符が打たれると思います[end]


今回の報告は公平なもの

であると思いますが、

人々のこの分野に対する

興味や関心まで奪ってしまう

結果にならなければいいのですが[ふらふら]


しかし、考えてみると・・・

物事のはじまりって多くの場合

ちょっとした興味や関心から

始まるもんなんですよね・・・


特に子供たちは大人たちの

やることを見て、興味を持って、

そして、色々な夢や目標を持って

育っていくんだと思うんです。


今回のSTAP細胞騒動は

生命科学や医療に興味を持ち始め

将来の夢を見始めている

子供たちにとっては明らかに

「何じゃこりゃ?」になってしまいました[バッド(下向き矢印)]

大人の責任ってホントに重大ですね[exclamation]

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